新型コロナウイルス に関する当院のリスク管理について
新型コロナウイルス感染症が2019年12月以降、中国湖北省武漢市を中心に発生し、短期間で日本にも広まっています。当院が行なっている取り組みが評価され、2020年10月に神奈川県歯科医師会が定める『感染対策強化型診療所』に認定されました。
感染経路
新型コロナウイルス感染症がどのように感染するのかについては、現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。
(1)飛沫感染
感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出され、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染します。
※主な感染場所:学校や劇場、満員電車などの人が多く集まる場所
(2)接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れてウイルスが付き、別の人がその物に触ってウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。
※主な感染場所:電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど
当院のリスク管理について
NECAvio、鏡を見るだけで体温がチェックできる皮膚温
サーモミラー SX-01シリーズ NEC Avio赤外線テクノロジーは、
非接触で皮膚の温度が測定ができる皮膚温度計「サーモミラー SX-01B」
ウイルス感染などによる高熱者を発見するための、非接触型の皮膚温度計。測定者が本体の鏡部分をのぞき込むと、赤外線センサーが額の皮膚温度を測定。正常の場合は、ミラー内の皮膚温度を示す数値が緑色で示され、温度が異常な場合は、数値が赤色で表示され、電子音のアラームが鳴る仕組みとなっています。
当院でも基準を設けて、新型コロナウイルスによる感染拡大を考慮し、開放していた診療室と待合室を仕切る扉を閉めました。これにより全ての来院された患者様に非接触で皮膚温測定を行い、異常値が確認された場合、診療室への入室並びに受診をお断りさせていただきます。何卒ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。また診療室への入室前には必ず手指のアルコール消毒(アルコールにアレルギーなどある場合はクロルヘキシジン)にて消毒を行っていただきます。
更に院内の待合室、消毒室、診療室、手術室、カウンセリングルーム、リカバリールーム、トイレに至る全ての室内にウイルスを分解除去するプラズマオゾン発生器 BACTECTOR O3をオゾン濃度計測器と共に設置し、院内感染(空気感染およびエアロゾル感染)の予防に努めております。また患者様が使用された全ての場所はその都度、ウイルス・細菌用の除菌スプレーを用いて徹底して清潔な状態を保っております。更にスタッフは万が一の場合に備えてフェイスシールド、防護服を着用し飛沫感染を防止するなど徹底した管理体制を敷いております。エントランスには足踏式アルコール消毒スタンド、待合室には空気循環式紫外線洗浄機エアーリアも設置しており万全の対策を行なっております。
尚、受付カウンターおよび問診カウンターにはアクリルパネルを設置して、飛沫感染の防止に努めておりますが、ご来院される際は必ずマスクの着用をお願い致します。
