口腔ガンの早期発見に
口腔内蛍光観察装置ベルスコープ(VELscope®Vx)による健診
関内馬車道デンタルオフィスでは「ベルスコープVX」という器具を使用し、口腔ガン検診を行っております。
ベルスコープは、口腔内に特殊な光を照射し、癌を発見できる口腔ガンの健診装置です。特殊な光線を照射し、目視による色の判別で判断でき、初期の癌でも高い確率で発見できるようになりました。
▲ベルスコープによる照射で色の変化をチェックします
このような方へ

- お口の中の「腫れ」や「しこり」がなかなか治らない
- 歯ぐき、舌、頬、唇などが、赤くなったり白くなったりしている
- 口内炎が治りにくい
- 食べ物が最近飲み込みにくい
- 白板症やヘルペスの心配がある
お口の中に異常や違和感を感じる方は、お問い合わせください。
ベルスコープ(VELscope®Vx)とは
「ベルスコープVX」はアメリカFDAに認可、米国生命保険会社も推奨する、何百万例もの検査により優れた実績が証明された技術です。日本では、2015年3月に医療機器として正式に届出されております(一般医療機器届出番号:13B1X10181000046)
ベルスコープによる検診の特長
- 光を照射するだけのお身体に負担の無い簡単な検査です
- お口をお水ですすいだり染色液による不快感がありません
- 検査時間はケースにもよりますが20分程度です
ヨード生体染色による検査

ヨード生体染色による口腔がん検診も行っております。ヨードは褐色調の殺菌効果のあるの液体です。
疑わしい口腔内の粘膜箇所にヨードを塗布することにより、通常観察ではっきりしない病変も、ヨードの作用で正常粘膜の部分が黒褐色に変色することにより、病変が浮き上がって見え発見可能な場合があります。
口腔ガンのスクリーニングとしてもっと普及を

日本では統計で毎日数十人という尊い命が口腔ガンにより亡くなっています。大学病院などの大きな病院ではなく、比較的受診率の高い歯科診療所レベルで、口腔ガンを早期発見できればと考え、ベルスコープやヨード生体染色法を導入しております。
患者さんのお口を毎日診る歯科医院にこそ、もっと普及してよい検査法だと考えております。
歯科医院1件は小さなクリニックかもしれませんが、その数は数万件です。歯科医院レベルで口腔ガンが早期発見できれば、大切な命を守れるだけでなく、大手術に至ることなく、最小限の手術で喉や舌を失わずに済むことができます。
口腔がんの撲滅運動に賛同しております
レッド&ホワイトリボンを掲示

レッド&ホワイトリボンとは、口腔がんの正しい知識を世に浸透させ、かつ、口腔がん早期発見と検診の受診を促進させる目的としてアメリカで広まっているシンボルマークです。
乳がん検診のシンボルとして「ピンクリボン」というものがありますが、それと同じようなシンボルと考えていただけると分かりやすいかと思います。
関内馬車道デンタルオフィスも、この口腔ガン撲滅運動に賛同し、レッド&ホワイトリボンを掲げております。